がんばれ岩波ジュニア新書
(背景画像変えたらちょっといい感じ♡)
貧困学生にとって、まちの図書館は教養のオアシスとも言える。利用するようになったのは一昨年あたりからですが。
わが街の市立図書館は蔵書も充実していて、かつ景観もよい。ネットからのアクセスも可能で、近くの公民館に取り寄せることもできてもう最高だ!ありがとう市長さん!?
本はなるべく購入して線引きや書き込みをしたいので、図書館から借りてくる本は私なりの選別方法に沿って選ぶ。
- 新書系
- 入門書系
- 作者しばり
このスリールールズに則って、ネット検索機能で予約をしたり、あとは実際に図書館に足を運んで数冊一気借りするのだ!
新書系や入門書系は、知りたいテーマが決まっていたらいいのだが、私がよくやるのが『岩波ジュニア新書』一気借り!である。
無知蒙昧な私にとっては、『岩波ジュニア新書』も大事な刊行物である。
まず、発行年降順にズラッと表示して、その中から興味がある本を数冊借ります。これはけっこう面白い!
あとは超速読する!全体の流れと重要事項はノートに書き写してわが物に!
速読って言っても、目次を睨んで目星つけてあとは脳みそフル回転させるっていう超強引なやり方です(笑)あっ、個人的にはエアコンは切ると良いよ!
ちなみに、小説は借りません。絶対買って、じっくり読む。
せっかくだから先日の一気読みレビューするよ!
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人類の歴史を変えた8つのできごとI――言語・宗教・農耕・お金編 (岩波ジュニア新書)
というなかなか壮大なタイトル、いまいちっす(笑)
『Ⅰ』では「言語」「宗教」「農耕」「お金」の四つが語られているが、それぞれの歴史と特徴を、いくつかの資料を用いてまとめられているのだが、同じ著者なのに四つの章がまったく響きあっていない。
文献の引用というか、噂のコピペの嵐で、しかも画像の出典元がウィキペディアときた・・・ちょっぴり、がっかり。岩波ジュニア新書が、情報の羅列になって良いのだろうか?
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ヨーロッパがわかる――起源から統合への道のり (岩波ジュニア新書)
- 作者: 明石和康
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2013/12/21
- メディア: 新書
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購入したンゴ。
ぎりぎりまで圧縮された西洋史。下手にアジアやらに行かないから、話もわかりやすい。けど、ジュニアにとっては勢い良すぎて頭に入らないかにゃ?
全5章で、最初の2章までで終戦まで突っ走る。その後は現代史が中心だから、これはこれで今のワレワレ日本人には馴染みやすいんでねーか?
後ろにはざっくり年表もあり。
ただ、値段はちょっと高いかも。500円の文庫でいいかと。
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『饗宴』プラトン、『ニコマス倫理学』アリストテレス、『告白』アウグスティヌス、『方法序説』デカルト、『純粋理性批判』カント、『告白』ルソー、『ツァラトゥストラ』ニーチェ、『時間と自由』ベルクソン、『存在と時間』ハイデッガー、『幸福論』アラン
の十冊。
左近司さんが全て書いているわけではなくて、7人の共著者が専門著書を執筆しています。
著書の流れを解説しているものもあれば、哲学者の思想を追っている章もあったり、全体としてまとまりがあるとは言えませんが、わかりやすくかつ深く書かれていて、それぞれが響きあっています。
しかし、これを小学生中学生が読めるのかな?たしかに文体や単語は優しいけど、けっこう入り込んでます。
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『明治は文体の時代』と敢えて大きく出ることで、一葉の文学感を浮かび上がらせてくれます。
原文と現代語訳が少しだけ付いているので、一葉の作品を読む前にこれを読んでみるといいんじゃないかな?斯く言うわたしも『たけくらべ』は原文で挫折した身でござる。
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だから、どこの小学生が読むねんこのハードな本を(笑)
著者は思想史を専門にしておられる方。
内容は、幕末から昭和にかけての思想家そのひとを、『1近代への先駆者』『2「国民」の形成をめざして』『3アジア・世界のなかの日本』『4体制の変革を志す』と分けて総勢25人解説しています。
渡辺崋山、吉田松陰、坂本龍馬、福沢諭吉、中江兆民、吉野作造、内村鑑三、岡倉天心、幸徳秋水、大杉栄・・・などなど勢揃い。
坂本龍馬をなぜ思想家の列に置くのか?とか切り口の話を『ジュニア』にしていいのか甚だ疑問だが、これも購入しました。じっくり読みたい。
近代社会と格闘した思想家たち (岩波ジュニア新書)は、この姉妹編だそうで。
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季節ごとに、昆虫などの生息地図を作成するガイドブック。
- 1/1万~1/5000サイズの地図を用意(一軒一軒の家がわかるくらい)
- 2~2.5倍に拡大
- バインダー&地図、デジカメ、ヘッドランプ(夜)、三色ボールペン用意
- 土地利用図も平行して作成するとグッド!(地図記号とかで田んぼとか住宅街とか塗り分け)
【春】・・・たんぽぽ
【梅雨】・・・カエルの鳴き声
【夏】・・・セミの抜け殻
⇒梅雨明けから8月上旬。日が落ちた頃(日中は外敵が多いため)になるとセミの幼虫が羽化するシーンが観られるかも!
【秋】・・・鳴く虫
⇒松虫、鈴虫はコオロギ類。クツワムシ、ウマオイはキリギリス類。合わせて直翅目(ちょくしもく)って言うんだね!分類ってすごいね!
【冬】・・・野鳥観察
⇒北からくるよ渡り鳥。8倍から10倍の双眼鏡が必須!