「利己主義者」と「自己中心主義者」の違い
「(もっと、強く!言い過ぎれば、傲慢な人間になりたい!ついでに優しく・・・)」
夕方、暇な時によくこうなります。
「嫌われる勇気って言われたって、そんな簡単にいかないよ。やっぱり、『あの人、ちょっと自分勝手だけど、嫌いにはなれないよね』がいい。」
喫緊の課題では無いわけですが、いつかそんなことをどげんかせんといかん、と思っているわけです。
で、ついつい本屋に足を運んでしまうわけですね。またこれが卑怯だね。
が、ついに奇跡の一冊に巡りあうのです!
・・・・・・その話はまたこんど。。(・・;)
その日、奇跡の『★△◯#%』と、もう一冊『英単語記憶術』という本を買いました。
250種の語源で計6000語を分類。さらに語源が「語根」「接頭辞」「接尾辞」「人名・地名」のいずれに関連しているのかに着目して章立てられています。
「ほうほう、なかなかおもしろい。これならいくらか語彙力もつくのではなかろうか?」
早速読み始める。
【actress】・・・actはdrive(駆る)do(行動する)の意。
そのグループに、action,active,react......
【album】・・・albは「白」の意。
そのグループに、albatross,blanket,candidate.......などなど難解な超ウルトラC級の単語も覚えてしまおうという魂胆だそうで。
そして次の【alibiアリバイ】のページで気になる部分がありました。英単語記憶とはまったく関係ないけど。
【alibi(アリバイ)】はラテン語でelsewhere、つまり「どこかほかの所」という意味から派生してきたそうです。(というかアリバイって日本語じゃないんだ)
ali-には「他」の意味があるので、alien(外国の)alienate(疎外する)となるのです。
この「他」に対するのは、ego(自分)なんですね。それで同じ枠に、
egoist(利己主義者)...egotist(自己中心の人)と記述されていました。
・・・「エゴイスト」と「エゴチスト」は、違うのか!?
私は「利己主義者」には憧れるけど、「自己中心主義者」にはなりたくない。
でもこれって、しばしば同じ種族として扱われますよね?
こういった言葉の定義の微妙な違いから生じてくる問題って、いろいろあると思うんです。うーん、自分の中でもいまいち整理がつかない。
「利己主義者」と「自己中心主義者」の違い、皆さんは分かりますか?